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管理人の日常や、ヴィンセントへの愛などを語っております。 2013年からは、ハーロック萌え中(笑)
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土日はまたまた研修でした。7月8月9月と3か月のコースですが、講師の先生がとっても素敵で楽しいのです♡ 講義もぎっしりワークもみっちりで脳みそがよじれそうですが、ふむふむなるほどごもっともな内容で勉強になります。宿題も出たので期限までにやらなくちゃ~!

講義内容はマネジメントとリーダーシップなのですが、どうしてこの手合いの研修に行くとキャプテンハーロックを思い出すんでしょうね。
多分、勝手に理想のリーダーシップや上司像をハーロックに貼りつけているんだろうなあ。
でも、深読みするとハーロックとアルカディア号のクルーたちって、結構よく出来た組織なんですよね~。人数が少ないから事業主の意向が徹底しやすい自営業、という感じもしますが(笑)

研修会場に行く時に、駅のホームに貼ってあるスタンプラリーのポスターに毎回目を奪われてしまいます。
〇急社員のコスプレをした某戦国武将さまが、隻眼なせいもあって一瞬キャプテンに見えてしまうんですね~。や~ね。



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昨日ぼけーっとテレビを見ていたら「プリティウーマン」がやってました。
へー懐かしい、この話ってゼロハーでキャスティングしたらはまりそうだよねぇ、などと勝手に脳内変換して見てしまいました(笑)

妄想内容はおクサレさま仕様なので、健全な皆さまは回避ねがいます~。

ゼロさんは億万長者というにはちょいと無理がありますが、独立艦隊司令だし火龍のような大型戦艦の艦長だし、普通に金回りはいいんじゃないかと勝手に設定。ヤングさんはコールガールじゃなくストリートキッズ上がりと言う感じで、年齢設定もティーンエイジャーぐらいに下げた方が、使い勝手がよろしいかも(笑) のちに大物海賊になる彼も、当時は不良少年の頭で散々悪さをしていて、ドジ踏んだ仲間をかばってゼロさんにつかまる、とか(笑)
こうなると世界観はプリティウーマンというより〇ナナフィッシュか〇の楔ですなぁ。

職場の人間関係やら軍内のあれやこれやでちょっとお疲れのゼロさん、ヤングさんの自由奔放さと可愛さに癒されて、本当は警察に突き出さないといけないのについつい匿って(囲って)しまったりして。
頭の回転も速いので、ついつい色々教育しちゃったりして。お行儀の悪さもちょっぴり矯正(笑)
海原さんあたりにみっちり行儀作法を叩きこまれたり、マリーナや石倉に服装を見立ててもらったりするヤングさんを想像して、勝手に楽しんでおりました(笑)
軍の士官パーティに連れて行かれる、というシチュエーションも美味しいかも♡ モテモテのゼロさんは、でも奥様と死別しているのでもう伴侶は持たないと決めているから、虫よけ替わりにヤングさんを連れて行く、と(笑) もうこの時代では同性婚も珍しくなくなってるかもしれないし。
そして、面倒くさがりながらも食い扶持稼ぐバイトと思え、とパーティ同行を強制されるヤングさん。このあたりから二人の関係性が微妙に変わってくると面白い♪
でも彼だと、ゼロさん不在の時に襲ってきた不届き者くらいは、過剰防衛で撃退してしまいそうだなあ。そしてまたゼロさんにお説教を食らう(笑) でも襲われたことでゼロさんならいやではない自分に気づいてしまうとか(笑)

何だか全然プリティウーマンと関係ない展開になったのですが、妄想のネタとして面白かったのでした♡
映画一本見ても二次創作展開で2度楽しめるのですから、オタクって経済的(笑)
先週、北海道に行ってきました。などと、一週間遅れの日記を書くあたりで最近のダメダメな日常がばれますねえ。

それはともかく、外乗と仔馬に会うのを楽しみに行きつけの北海道の牧場にお邪魔しました。
5日前くらいに生まれた仔馬はちっちゃくて毛並みもふわふわで、かわいーったらありゃしません♡
でもまだ母馬が警戒心が強いそうで、誰も仔馬に触っていないのだとか。
1日目は、仔馬には関心ないふりして母馬のブラッシングに専念しました。ちょうど冬毛が抜けるじきで、もこもこした毛を取ってつやぴかに仕上げました~。
耳をかいてあげたり背中撫でたり、せっせとつくしまくり。
もともと穏やかで人懐こい馬なので、母馬はあっという間に警戒心を解いてくれました。仔馬はまだまだ人見知りちゃんで、母馬の陰に隠れてばかりです。こちらも母馬のかげからそーっとお尻を撫でたりする程度で、初日は終了。

二日目もブラッシングおばさんに徹します(笑)
気持ちいいのか、母馬の方から寄ってきたりして、これまた可愛い(笑)
困るのは他の馬たちもわいわいと寄ってくることです。6,7頭の馬の顔に囲まれて、「出して~(笑)」という事態もしばしば。ちょっと邪魔だからどきなさいよ、と馬たちと押し合いへし合いするのは、他の牧場では味わえない楽しさです!
みんな人懐こくて気のいい馬たちなので、もみくちゃにされてもあんまり危険はありません。ドサンコやクリオージョってホントに温和だなあ。
そして、今日も母馬の陰からこそこそ仔馬を撫でて馴致しました。
昨日ほど逃げなくなったかな。

そして三日目。
何と首やら背中やらを撫でても逃げなくなりました!
私が撫でていると、母馬も一緒に仔馬の首を甘噛みしてます。まるで「こわくないよ」と教えているかのよう! 最初は勘違いかと思ったのですが、何回繰り返してもそうなので意図的だったのね~と思いました。
たかだか3日でこんなに変化が現れるなんて、家畜と人間の絆ってすごいなあ。
人に触られることに慣れていれば、健診とか予防注射とか色々スムーズだし、人懐こい方が可愛がられて長生きできるしね。
たっぷりとLOVEをすり込んでまいりました(笑)
あ~。ひと月くらい滞在して、仔馬の馴致やら若馬の調教やらをお手伝いしたいなあ~。

行きつけの北海道の牧場からメールが来ました。
名付け親になったクリオージョの牝馬が、赤ちゃんを産んだそうです!
メールのタイトルは「お孫さん生まれました」 なぬ!!
写真を見せてもらったら、おでこに大きな星の入ったかわいい栗毛の女の子♡
可愛い可愛い可愛い!
もうお祖母ちゃんと呼ばれてもいいです。可愛いから(笑)

今週の木金土は、北海道に会いに行く予定です。
名前を付けた3歳馬の調教お手伝いもあるのですが、かわゆい仔馬にも会えるとあって、もうほくほくです。
はやく木曜日にならないかなぁ♡
OUTSIDE REGENDをベースにした話を書きたいなー、と思って、ちょっと情報確認と思ったのですが。
まんまと13話全部見てしまいました(笑) ああん、キャプテンステキ(笑)

13話を一気に見ると、りん監督が言っていた「ハーロックの為人を描きたい」「彼の信念や生きざまを描きたい」と言うのがよくわかる気がします。
今の時代にはもう馴染まないような古風な生き方ですが、思春期に「松本塾」で育ってしまった私としては、心の琴線に触れる感じ。
オトナになってみると、自分の経験と絡めてハーロックを見るので、ますます魅力的に感じます♡

やっぱり好きなのが「ヤッタラン・30秒の賭け」です。
ここでハーロックとヤッタランのモノローグの応酬が、ハーロックの信念と、それを理解している副長の関係性をみごとに描いてます。
78年版とつながっているようですが、ハーロックはクルー達を「自由に生きろ」と艦から降ろします。捕まるのも、脱獄するのも、処刑されるのも自由。かつてのクルーたちが捕まったからと言って、助けに行ったりはしません。ベタベタと馴れ合ったりもしない。
これから対峙する敵はかなり恐ろしい相手になる。その戦いにクルー達を巻き込む権利が自分にあるのか。パノプティコンに彼らを迎えに行くことが、本当に良いことなのか。
ハーロックの場合、自由に生きるということは、他人の自由を尊重することでもあります。
「助けに行く」んじゃないんですね。「迎えに行く」んですね。
台羽のセリフで「仲間を見捨てるなら艦を降りるつもりだった」と言うのがあります。熱血の若者らしい、正義漢にあふれたセリフです。人質のようになって処刑されようとしている仲間を助けに行くのは当然、というのはごく自然の主張です。
でもハーロックの事情はそんなに単純じゃない。
 ヌーの一件がなければ、ハーロックがパノプティコンに行くことはなかったんじゃないかなあ。
この「自由」っていうのは、「自己責任」なんですね。
「自由」という言葉のイメージを、好き放題、自分勝手、無制限と言った方に考えてしまうのですが、ハーロックの言う「自由」は、自己責任、自立、アカウンタビリティということなんですねえ。
 
ここで、ハーロックが中枢大コンピュータと話しているシーンが入ります。逡巡しているハーロックに比べて、アルカディア号は迎えに行く気まんまん。
「パノプティコンに艦が向かっている」という台羽に、ハーロックは他人事のように「らしいな」と答えます。飄々としたハーロックを描くための気負いのないセリフ、にしては、ちょっと無責任ぽい気もしたのですが、この後の展開で理由がわかります。
迷うハーロックをアルカディア号が先導する、親友同士の絆がうっすらと見られる素敵なシーンでもあります。迷っているように見えても「不思議と俺の肚は決まっていた」とアカウンタビリティの高いキャプテン。すてきです(笑) それを後押ししたのは、クルー達との信頼関係なんだろうなあ。

副長ヤッタランは艦長の胸の内を見抜いてます。さすが古女房(笑)
恐ろしい敵なら、自分たちを迎えに来るだろうか。一人で戦おうとするんじゃないか。
ヌーと戦うも戦わないも自由。自分の勝手ですること。それにクルー達を巻き込むことに躊躇うハーロックの、水臭くて義理堅いところがステキです。
そして「キャプテンが力を必要としてくれないなら、生きてパノプティコンを出ても意味がない」と言い切るヤッタラン! 日ごろこんなセリフを言わない彼ですから、その破壊力は甚大です! そしてこの思いは、きっとアルカディア号のクルー全員に共通するものなんでしょう。
お互いの主義主張を理解しながらも、やっぱり共に戦おうとするクルーとハーロックの絆を際立たせるのに、螢の部下のサブとヤスがいい役割を演じています。
ハーロックが迎えに来ることを疑わないクルーたちに比して、二人はガクブルです。こっちの反応が普通だよね、と観客に思わせることで、アルカディア号のクルーの株を引き上げているわけですねえ。
こういったあたりが丁寧に描写されているハーロックは、やっぱりある意味心理劇なんだなあと思わされます。

「自由」が自己責任であり自己決定である、というのは、遺跡の女王やヌーとの会話でも出てきます。
ヌーを止めてくれという遺跡の女王の依頼をハーロックは断ります。ふつうの主人公やヒーローなら頑張って引き受けるなり、明確に返答はしないまでもその方向で進む、と匂わせそうなものですが、ガツンとお断りしちゃうのが我らがキャプテン(笑)
ならば、全くヌーに関わらないのかと思うと、しっかり食らいついてます。
ここで感じるのは、依頼であっても脅迫であっても、他人の思惑では動かない、というハーロックの姿勢です。
誰かにお願い(挑発)されたから動く、逆にお願い(挑発)されたから動かない、というのでは、行動の主体が他人にあることに変わりはありません。他人からのアプローチがあろうがなかろうが、自分で考えて自分で決めて、そして一人で実行する。
遺跡の女王と行動のベクトルが一致してるなら、何もキビシク拒絶しなくたっていいじゃんとも思うのですが、そこが頑固でへそ曲がりな宇宙海賊。
そんな貴方が好きです(笑)

これと同じことがヌーとの会話でも起こります。
地球を取り戻すのは、人類の故郷だからではなく、ましてや全人類のためなどでは更々なく、「俺の宇宙に地球を取り戻す」という超個人的な理由です。
極論を言うと、地球が消えなければ宇宙にヌーがあふれていても、ハーロックは本当にかまわないんだろうなあ、と思えたりもします。自分とクルーたちが恐怖に屈しなければ、ヌーは実害はない、位に考えていそう(笑) それで人類が殺し合っても、ハーロックはもともとふやけた人類があまり好きじゃないですしね。信念を貫く個としてのヒトに敬意を表しても、集団責任は無責任的な群れとしての人類は、憎んでいたりすらします。
ハーロックと言うキャラクターを深く考察しないと、ヌーとの会話のくだりは理解が難しいかもしれません。何だか、屁理屈こねてイキがってるだけにも取れてしまいそうなのですが、ハーロックの頑固一徹な生き方が重みをもって理解できると、あのセリフも急に凄みを帯びてきます。
うーむ。確かに「解釈できない」キャラクターかも(笑)

そして、ここまで自立しているからこそ、自分の事情に他人を巻き込まない、という姿勢も徹底してます。説明もせず謝罪もせず、強引にクルーを降ろして、艦と二人だけで戦いに赴きます。置いて行かれたクルーたちの嘆きは半端じゃないのですが。一番危険な所へ行くから彼らを置いて行くキャプテンに、だからこそついて行きたいですよねえ。
ここも、「艦と二人だけにしてくれ」と言い、二人で打った芝居を成功させて、アルカディア号と共に飛び立っていくキャプテン。もう、二人の間には誰も入れませんという感じです(笑)
ただ、ミーメだけが寄り添っていくというのが、何ともいいですね。
同胞を全て失ったミーメは、アルカディア号以外に生きる場所がない。「ハーロックに命を捧げた女」で、ハーロックも彼女の命を引き受けている。彼が道連れにする唯一の存在がミーメかもしれません。彼女が異星人であるという所が、単純に男女関係に結論づけず透明感を残した関係性になっている鍵なんでしょうか。

ううむ。どうしても「りんたろうハーロック」には反応して、くどくどと語ってしまいます。
それはDVDのインタビューでもりん氏が語っていたように、ハーロックというキャラクターをとても大切にして、その内面を丁寧に描いてくれたからなんじゃないかと思うのです。
りん監督に乾杯(笑)






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